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第2回はなかった「第1回ぴあ展」


1977年の冬、当時大学生だった筆者はクリエイティブな職業に就くことが夢で、東映大泉撮影所で開催された第1回ぴあ展に、仲間たちと毛布持参で通いました。
同じ年代なのに活躍しているクリエーターたちを見て、憧れと焦燥を抱いたものです。
もう、あれから34年も経ちました。
あの頃の仲間は誰ひとり有名にはなれませんでしたが、貴い思い出だけは残っています。
ずっと後になって、大学のサークルの後輩が直木賞を受賞した時には、妬む自分が嫌になったものです。
それ以前、筆者は高校1年生の夏休みに友人と上京して、日本漫画大会に参加したこともあります。
当時「デビルマン」を連載中だった永井豪先生の隣に座ったのに、何も話せなかった。
才能も無いのに背伸びして、名を馳せたかったのに果たせない、そんなありふれた青春が筆者にもあった訳です。
さて、ぴあ展ですが、第2回は無かったと思います。
その後、ぴあフィルムフェスティバルという名前になって、たぶん今でも続いているでしょう。

Published in 思い出話