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著作権の監視

二十数年前に8ミリビデオで撮った我が子の幼稚園発表会映像などを、保存を兼ねてYoutubeに非公開でアップしたところ、発表会で歌われていた童謡について、「著作権」のアラートが出ました。
この童謡の著作権が「非営利使用についてはフリー」ということでパスしましたが、初めての体験だったので驚きました。
楽曲の違法アップロードが横行しているので、システムもどんどんレベルアップしているのですね。
年少組の頃の発表会映像はひっかりませんでしたが、年長組となると伴奏に合わせてきちんと歌っているので、監視システムにひっかかったのでしょう。
「さすがGoogle!」と思いました。
画像となると、まだシステムの監視システムもそこまで機能しないレベルみたいですね。
しかし、静止画像は近いうちに、ムービーも遠くない将来、著作権チェックが効くようになるでしょう。
インターネット時代になって、表現ビジネスは作品の二次使用にビジネスのウエートを移してきていますから、違法アップロードによる損害賠償請求ビジネスが、日本でも拡大していくでしょうね。
振り返ってボウリング業界を見てみると、女子プロボウラー画像の著作権問題が頻発していました。
絵画において、モデルがOKしても画家の承諾無しに複製を作ることが許されないのと同様に、写真画像も被写体の許諾だけで著作権がクリアされるわけではありません。
ファンとの敷居の低さが魅力のプロボウリングですから、撮影禁止はビジネス的にマイナスでしょう。
プロ協会がプロの参加試合について、撮影フリーと引き換えに撮影した映像の著作権返上を宣言(大会要項に記載し、撮影した段階で同意したものとみなす)するような措置をとらないと、著作権についてガードの甘いボウリング業界とプロボウリングの利害を調整できなくなるかも知れません。
他にも、ゲーム機の景品として著作権にロイヤリティが払われているものを、ゲーム機の景品以外に使用して見つかったら、とんでもない火傷を負うことになります。
ボウリング業界は全部ひっくるめても大企業の子会社程度の年商ですから、マイナーな産業であり、今までは見つかることは少なかったのですが、ネットで公表すれば話は別です。
無いとは思いますが、たとえばミッキーマウスの大きなオブジェをボウリング場のエントランスやコンコースに置いてあって、来店者がツイッターで拡散し、ディズニーの知るところとなって莫大なロイヤリティーを請求されることだって起こり得ます。
「バズ・マーケティング(口コミ営業)」は低予算で効果を産むのでボウリング業界にとって有効な方法ですが、著作権違反を消費者にバズられて被害を被ることが無いように、警戒心も持つべきでしょう。
「消費者がネットで拡散する=営利効果を産んでいる」という解釈があり得ます。
営利使用に対するロイヤリティ請求は、時としてボウリング業界の算盤とは桁が違います。

Published in ボウリング業界 経験論